美容師さんによって、パーマした当日のシャンプーが「OK」という人もいれば「NG」という人もいます。
結局どっちが正しいのか悩んでしまいますよね。
シャンプーするにしても、すぐにパーマが取れないように洗いたいものです。
そこで今回は、パーマ当日のシャンプーとパーマ後の正しい洗い方について解説していきたいと思います。
パーマの後はすぐ洗ってもいいのか?
パーマ後のシャンプーについては諸説ありますが、正しい洗い方であれば当日にシャンプーしても大丈夫です。
また、パーマは薬剤を使うので、肌が弱い方は頭皮を洗った方が肌トラブルになりにくいでしょう。
しかし、パーマ後の髪の内部は不安定な状態なので、正しく洗わないと髪にダメージを与える可能性が高いです。
パーマ後の正しい洗い方があるので、そのやり方を押さえておきましょう。
パーマ後の正しい洗い方
パーマ後の正しい洗い方について、ポイントは4つあります。
- ブラッシングしない
- サロン専売品のシャンプーを使う
- 髪をこすらない
- しっとりしすぎるトリートメントをつけない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブラッシングしない
パーマをかけた日は、ブラッシングしないようにしましょう。
特に、髪が濡れた状態でくしでとかしたり、ブラシでひっぱりながら乾かしたりするのはNGです。
なぜなら、パーマをかけた後は、髪がダメージを受けやすい状態になっているからです。
パーマ後の髪の内部は不安定な状態で、しかも髪は濡れるとキューティクルが開きます。
その状態でブラッシングすると、髪にダメージを与えるだけでなく、ウェーブ自体が緩くなることがあります。
サロン専売品のシャンプーを使う
パーマ後にシャンプーする場合は、必ずサロン専売品のシャンプーを使いましょう。
なぜなら、サロン専売品のシャンプーはアミノ酸系で洗浄力が弱く、髪にダメージを与えないものが多いからです。
一方、市販のシャンプーは洗浄力が強く、髪にダメージを与えやすいものが多いです。
パーマ後の髪の内部は不安定な状態なので、市販のシャンプーを使うことでさらにダメージを与えてしまいます。
髪をこすらない
髪を洗うときは、髪の毛をこすらず頭皮を中心に洗いましょう。
頭皮を洗うだけでも、髪全体の汚れはかなり落ちます。
ブラッシングがNGな理由と同様に、髪の毛をこするように洗うと髪にダメージを与えることになります。
なので、髪を洗うときはゴシゴシこすりながら洗うよりも、もみ洗いの方がおすすめです。
また、シャンプー後のタオルドライのときも、髪をタオルではさんで軽くたたき、こすらないようにしましょう。
しっとりしすぎるトリートメントをつけない
パーマが取れやすい髪質の場合は、しっとりしすぎるトリートメントの使用を控えましょう。
しっとりしすぎるトリートメントは髪に重みを与えてしまうため、ウェーブが緩む可能性が高いです。
できれば、パーマをかけた当日に美容室でトリートメントをしてもらうのがいいですね。
ただし、以下の場合は、担当の美容師さんに必ず相談しましょう。
- 初めてパーマをかけた場合
- 緩めのウェーブをかけた場合
- もともとパーマがかかりにくい髪質の場合
その人の髪質や髪のコンディションから、シャンプーしなくても済むようにしてくれることもあります。(スタイリング剤をつけないなど)
また、パーマは例えるならバネみたいなものです。
水の重みや髪をしばることによってパーマが伸びている状態を長時間作ってしまうと、パーマが取れやすくなってしまいます。
つまり、髪の洗い方だけでなく、髪の乾かし方も大切だということです。
パーマ後のドライヤーのかけ方で、ウェーブの持ちが変わります。
パーマ後の正しいドライヤーのかけ方
パーマ後の正しいドライヤーのかけ方は以下の4つです。
- 根元から乾かす
- ウェーブを維持したまま乾かす
- 8割程度乾かす
- 冷風で仕上げる
それぞれ詳しく見てみましょう。
根元から乾かす
髪を乾かすときは、根元から乾かしましょう。
なぜなら、毛先は乾燥しやすく、根元から乾かさないと毛先が乾燥するからです。
また、頭皮をマッサージしながら乾かすと、頭皮のケアになります。
頭皮が傷つかないように、爪を立てないよう注意しましょう。
ウェーブを維持したまま乾かす
ウェーブヘアを乾かすときは、ウェーブを片手で下から支えたり指に巻いたりして、できるだけウェーブを維持したまま乾かしましょう。
パーマを伸ばした状態で乾かすと、パーマが取れやすくなってしまいます。
また、パーマ後は髪がダメージを受けやすいので、ブラシの使用を避けたほうがいいですね。
8割程度乾かす
髪を完全に乾かそうとすると、髪や頭皮の乾燥につながります。
髪や頭皮が乾燥するとダメージを受けやすくなるので、8割くらい乾いたらOKです。
冷風で仕上げる
髪は冷えるときに形を覚える性質があります。
その性質を利用し、温風の後に冷風をかけてウェーブをキープしましょう。
パーマヘアの普段のケア
パーマはバネみたいなものです。
髪を乾かさなかったりウェーブを引っ張ったりすると、次第に緩んできます。
つまり、ウェーブを長持ちさせるためには、普段のケアが重要というわけです。
普段のケアで注意する点は次の3つです。
- ドライヤーを使って乾かす
- あまり結ばない
- 摩擦がかからないようにする
それぞれ詳しく見てみましょう。
ドライヤーを使って乾かす
シャンプーの後は、ドライヤーを使って乾かしましょう。
髪を持ち上げたりねじったりしながら乾かすといいですね。
自然乾燥は髪が乾くまで時間がかかりますし、髪が濡れたままだと頭皮に雑菌が増殖する可能性が高いです。
雑菌が増殖すると、頭皮にトラブルが起きることもあります。
また、髪が濡れた状態で寝ると、寝返りで髪がこすれてダメージを受けたり、変な方向にクセがつきます。
なので、シャンプーの後は、自然乾燥ではなくドライヤーを使って乾かしましょう。
あまり結ばない
パーマヘアを長く楽しむためには、なるべく髪を結ばないようにしましょう。
なぜなら、パーマはバネみたいなものなので、髪を結ぶとウェーブが取れてしまうからです。
ヘアスタイルにもよりますが、スタイリング剤をしっかりつけると、パサつきを抑えてウェーブ感を出せます。
摩擦がかからないようにする
パーマをかけた後は髪がダメージを受けやすい状態なので、髪がこすれるとダメージを与えます。
なので、髪を洗ったり乾かしたりするときは、ゴシゴシ洗わず丁寧に洗ったり乾かしたりしましょう。
まとめ
パーマの後でもサロン専売品のシャンプーを使い、正しく洗い、正しく乾かすことできれいにウェーブが長持ちします。
それぞれ髪質が違うので、担当の美容師さんにシャンプーしたいことを相談して、アドバイスをもらった方が良いですね。
せっかくパーマをかけたのですから、ウェーブを長く維持できるように普段のヘアケアも大事にしましょう。

秋田 健太

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