髪の毛にも静電気は起こる?2つの原因と静電気を抑える3つの予防法!

突然、バチッとくる静電気に憂鬱な気分になる方は多いと思います。

私も金属製のドアノブを触るときや車のドアに手をかけるときは、静電気が怖くていちいち身構えてしまいます(笑)

そんな静電気ですが、実は髪の毛にも起こっていることを知っていますか?

この記事では、イヤ~な静電気からあなたの髪の毛を守る方法について解説していきます。

日頃のちょっとした心がけ次第で、あなたの髪の毛を静電気から守ることができるのでぜひ参考にしてみてください。

なぜ髪の毛に静電気が起こるの?

まず、なぜ髪の毛に静電気が起きるのかについて解説していきます。

髪の毛に静電気が起こる原因としては、主に次の2つがあります。

  • 髪の毛自体が静電気を帯びている
  • 体の静電気が髪に影響している

いまいち想像がつきにくいかもしれませんので、1つずつ解説していきますね。

髪の毛が静電気を帯びている

冬場の方が静電気を感じることが多くないでしょうか?

冬場は暖房を使う機会も多いと思いますが、その暖房こそが静電気を起こす原因になっています。

暖房を使うことで、部屋の空気は乾燥するんですね。

部屋が乾燥することで髪の毛の水分も奪われ、水分を失った髪の毛は潤いが無くなり静電気を起こしやすくなってしまいます。

逆に言えば、髪の毛が濡れている状態であれば静電気は起きないということです。

体の静電気が髪に影響している状態

下の動画のように髪の毛が逆立つ理科の実験をご覧ください。

上の動画は、体の中に溜まった静電気が髪の毛にまで伝わり髪の毛に影響を及ぼしている状態です。

つまり、体の中の静電気もまた髪の毛に影響するということですね。

また、冬場は特にニットや毛糸といった素材を使った厚手の服を切ると思いますが、このニット素材や毛糸素材というのは、摩擦が起きやすいため静電気も発生させやすい素材となっています。

そのため、このように洋服で起きた静電気が髪の毛に伝わることで、髪の毛までもが静電気を帯びた状態になってしまうんです。

静電気が起きやすい髪の毛とは?

それでは続いて、静電気が起きやすい髪の毛の特徴を紹介します。

静電気が起きやすい髪の毛とは、

  • 髪が乾燥している
  • 髪が傷んでいる
  • コンディショナーやトリートメントをしていない

という3つの特徴があります。

髪が乾燥している

静電気は特に冬場になると頻繁に発生しますが、原因として一番が大きいのが空気が乾燥するということです。

乾燥すると電気が逃げ場を失い帯電しやすくなるので、静電気が起きやすくなります。

当然、髪の毛も乾燥すると帯電するようになりますので、静電気が起きる原因になるというわけです。

髪が傷んでいる

髪が傷んでいると僅かな摩擦でも帯電しやすくなりますので、静電気が起きやすい状況が作られます。

それこそ手ぐし等の摩擦で簡単に電気も溜まりやすくなります。

そのため髪が傷んでいると静電気が起きやすくなるのですね。

コンディショナーやトリートメントをしていない

コンディショナーやトリートメントをすることで、一本一本の髪の毛を保護することができます

逆に言えば、コンディショナーやトリートメントをしないと髪の毛が保護されないので、少しの摩擦で電気が帯電します。

もう何度も解説してきているように、電気の逃げ場がなくなるということは、静電気が起きやすくなるということですね。

静電気を抑える3つの方法とは?

つぎに、静電気を抑える方法を具体的に説明していきます。

1.洗い流さないトリートメントをつける

まず、静電気を感じたら髪の毛にトリートメントをつけるのが良いでしょう。

しかし、外出している時などトリートメントをつけるのが難しい場合もありますよね。

そういったときは、お手洗いに行ったタイミングでサッと済ませるのもアリです。

洗い流さないトリートメントは髪の毛を乾かす前につけるのが一般的ですが、渇いた髪に使っても問題ありません

毛先のパサパサした感じを抑え、静電気を起きにくくなります。

【注意点】

洗い流さないトリートメントは乾いた髪につけると伸びが悪いので、使い過ぎてしまうことがあります。

しかし、トリートメントのつけすぎは髪の毛がベタつく原因になってしまうので適量をつけるよう心がけましょう。

【ワンポイント】

人によっては、オイルの方が使い勝手がいいという場合もあります。

オイルをつける場合に気をつけるのは、髪の毛を乾かす前につけるということです。

オイルは、乾かす前につけることで髪の毛の水分を閉じ込めることができるので、乾燥しにくくなるという利点があります。

ゆき
オイルの濃さにもよるのですが、だいたい肩くらいの髪の長さの人で3~4プッシュくらいが目安です。少し多いかな?というくらいでも大丈夫です!

また、重さが気にならないのであれば、洗い流さないトリートメントをつけた上にオイルを重ね付けするのもオススメです。

2.オーガニックワックスがオススメ

髪の毛の静電気を抑える方法としてハンドクリームを使うことが紹介されていたりしますが、オーガニックワックスの方がより自然に髪の毛をまとめることができます

ハンドクリームは、そもそも髪の毛につけるために作られたものではないので商品によっては保湿力が高すぎてベタベタするものもあります。

しかしその点、オーガニックワックスというのは髪の毛用に作られているものなのでボディ用のクリームと比べてベタベタしにくいという利点もあるのです。

また、オーガニックワックスはハンドクリームとしてもヘアワックスとしても使えるのが嬉しいところです。

そして、普通のワックスと違い地肌に付いても安全な成分でできているため、肌が弱い人でも使いやすいんですね。

【注意点】

オーガニックワックスはハンドクリームより髪の毛につけたときにサラサラとして使いやすいですが、使い過ぎてしまうとハンドクリームと同じようにしっとりしすぎてしまうため、使う量には気をつけるようにしてください。

3.ブラシやクシで梳かす

ブラシやクシの中には、髪の毛を梳かすことで静電気を抑えるものがあります。

例として挙げられるのは「柔毛ブラシ」や「ツゲグシ」などです。

柔毛ブラシには静電気を放電してくれる特徴がありますし、ツゲグシには椿油などの植物オイルが塗り込んであり静電気を抑える作用があります。

【注意点】

ブラシやクシを使って髪の毛を梳かすため、巻き髪スタイルには向いていません。

家で使う分にはブラシタイプもいいのですが、持ち運ぶにはクシの方が場所も取りませんしオススメです。

また、素材を間違えると逆に静電気が起きやすくなってしまうこともあるので、ブラシやクシを選ぶ際は気をつけてください。

髪の毛自体に静電気が起きにくくする方法

ここからは、髪の毛そのものに静電気が起きにくくする方法についてお伝えしていきます。

1.コンディショナーやトリートメントをしっかりとつける

”髪の毛が乾燥すると静電気が起きやすくなる”ということを前述しましたが、静電気が起きにくい髪の毛作りに大切なのは保湿です。

髪の毛を洗う際もシャンプーだけで終わらせるのではなく、コンディショナーやトリートメントまでしっかりとつけるようにしましょう。

コンディショナーやトリートメントというのは、一瞬つけただけでも保湿成分は髪の毛に残ります

そのため、「時間を置くのがめんどくさい…」という場合は付け流しでも効果があります。

【注意点】

髪の毛の保湿効果はシリコンによるものです。

「シリコンは髪の毛に良くない」というのはただの噂で、実際は人体に安全性の高いものがほとんどですので心配はいりません。

しかし、コンディショナーやトリートメントは、第4界面活性剤という皮膚に残りやすい成分を使っているものも多いので、肌へ過度な影響を与えないためにもしっかりとすすぐことと地肌に付かないようにすることを徹底してください。

2.保湿効果の高いシャンプーを使う

シャンプーは大きく分けて、

  • 髪の毛の保湿力を高める潤いタイプの「しっとり」
  • 頭皮の汚れをしっかり取れるクレンジングタイプの「さっぱり」

の2つがあります。

静電気対策に有効なのは「しっとり」とした仕上がりになるものです。

「さっぱり」とした仕上がりになるものは乾燥を促してしまう可能性がありますので、ここではオススメしません。

【注意点】

パッケージに”潤い”や”しっとり”と書かれているものでも、実際は脱脂力の高いシャンプーもあります。

例を挙げると、

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウレス硫酸Na
  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

といった界面活性剤が使われているもの。

これらの成分が含まれているものは、一様に洗浄力や脱脂力が強いため注意が必要です。

3.帯電防止効果のある成分が入ったシャンプーを使う

シャンプーの中には「帯電防止効果」という、静電気を起こりにくくする成分の入ったものがあります。

「帯電防止効果」といっても、聞き慣れない言葉ですしどんな効果があるのか想像がつきにくいですね。

具体的には、

  • ポリクオタニウム-10
  • ベヘントリモニウムメトルサルフェート

という成分が入っているものを指します。

特に「ポリクオタニウム-10」は多くのシャンプーに入っていることが多いので、一度チェックしてみてください。

4.洗い流さないトリートメントをつける

コンディショナーやトリートメントをつけることで髪の毛の保湿力が高まります。

最近では、髪の毛をカラーしたりパーマや縮毛矯正を行う人も多いです。

しかし、これらが要因となって髪の毛は乾燥しやすくなっていきます。

その分、保湿が足りていないことも多いのでトリートメントを使って補うことが大切になってきます。

<トリートメントの使い方>

タオルドライが終わって濡れている状態の髪の毛に、毛先を中心にトリートメントをつけます。

水分がある方がトリートメントは均一につきやすいので、水気のあるうちにつけることがポイントです!

【注意点】

保湿成分が高くて便利な洗い流さないトリートメントですが、つけすぎると髪の毛はベタベタとしてしまいますので適量を髪の毛にまんべんなくつけるように心がけてください。

番外編:美容室でトリートメントをする

実は、市販のシャンプーは洗浄力が食器用洗剤並みに高いものも多いです。

これでは、せっかくシャンプーをしてトリートメントをしたとしても、潤いが足りなくなってしまいそうで不安になります。

そういった場合は、サロンのシャンプーを利用するのもひとつの手です。

サロンシャンプーは、市販のものと違い長期的なダメージケアが見込めますし、髪の毛に水分を閉じ込めやすくしてくれる特徴もあるので潤いが長持ちするのです。

サロンシャンプーも、髪の毛を健康に導くのに一役買ってくれそうですね。

 

さて、ここまで髪の毛の静電気対策についてお話しましたが、やはり手軽なのは洗い流さないトリートメントを髪につける方法になります。

オーガニックワックスというものはあまり馴染みがないかもしれませんが、こちらも出掛ける前に髪の毛につければ保湿力の高さから静電気が起きにくくなりますのでオススメです。

ハンドクリームで代用している方もいるかと思いますが、やはり髪の毛専用で作られているわけではないので使用するのであればその量には十分気をつけてください。

まとめ

この記事では、髪の毛に静電気が起きる原因について紹介しましたが、最後に重要な点を振り返ってみましょう。

1.静電気を起こしやすい髪の毛の特徴

乾燥していたり、コンディショナーやトリートメントが行き届いておらず傷んでいる髪の毛は静電気を起こしやすいです。

2.髪の毛に静電気が起きる原因

髪の毛に静電気が起きる原因として、「髪の毛自体が静電気を帯びていること」と「体の静電気が髪に影響していること」の2つを挙げました。

「髪の毛自体が静電気を帯びている状態」というのは、空気の乾燥からくる髪の毛の乾燥が原因でした。

「体の静電気が髪に影響する」というのは、洋服の摩擦によって起こる静電気が髪の毛にも伝わってしまっている状態のことです。

3.静電気を抑える方法

静電気を抑える具体的な方法は、以下の3つです。

  • 洗い流さないトリートメントをつける
  • オーガニックワックスがオススメ
  • ブラシやクシで梳かす

4.髪の毛自体に静電気を起きにくくする方法

髪の毛自体に静電気を起きにくくするには、とにかく”保湿”が大切です。

具体的な方法としては、

  • コンディショナーやトリートメントをしっかりとつける
  • 保湿効果の高いシャンプーを使う
  • 帯電防止効果のある成分が入ったシャンプーを使う
  • 洗い流さないトリートメントをつける

の4つをお伝えしました。

また、美容院でのシャンプーも潤いが長続きする点からオススメです。

日頃からしっかりと自分の髪の毛を手入れしていくことで、不意をついて現れる静電気ストレスからすっきり解放されます。

潤いを味方につけて、ダメージに立ち向かいましょう!

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秋田 健太

秋田 健太

神奈川のたまプラーザにある美容室で働いている現役美容師の秋田健太です。美容Laboでは、正しい美容の知識や髪についての情報を発信するため、美容に関する全ての記事を監修しています。

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