美容院に行って髪の毛を切った際に分け目を変えてもらったりしますが、次の日になると分け目が戻っていたり、前髪がパックリ割れてしまったりといった経験はありませんか?
私もいつも髪を左側で分けていて、
「たまには分け目を変えたりしたいなあ」
と思うのですが、結局戻ったり割れてしまったりで以前までは上手くスタイリングができずにいつもそのままの分け目になってしまっていました。
そこで本日は、
- 「髪の毛の分け目を変えるメリットとデメリット」
- 「綺麗に分け目を変える方法」
を中心に解説していきます!
髪の毛の分け目を変えるメリットとデメリットとは?
まずは分け目を変えるメリットとデメリットについてご紹介します。
実際、分け目を変えるというのはデメリットも多少ありますが、メリットの方が圧倒的に多いです!
というわけで、メリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう!
メリット1:トップのボリュームがアップする
まず第一のメリットがトップのボリュームがアップするということです。
トップの髪の毛が重くてぺしゃんこになりがちな方って多いですよね。
私も結構ぺしゃんこだったりボリュームが出なかったりで悩んでいたんですが、分け目を変えることで今までと毛の流れが逆になり、髪の毛が上に立ち上がる力が強くなるのでトップのボリュームがアップするようになりました。
トップにボリュームがあるだけで若返って見えますし、こなれた感じが出るのでおしゃれにも見えます。
メリット2:薄毛の予防になる
そして続いてのメリットは薄毛の予防になるということです。
しかし逆に言い換えれば「分け目がずっと同じだとハゲる?」と思った方も多いはず。
実は分け目をずっと同じにしていると、その部分がどんどんボリュームダウンしていきます。
そうなることで分け目に負担がかかり、分け目の部分が目立ってきてしまうのですね。
それが「分け目ハゲ」という状態です。
そのため分け目は定期的、そして最低でも3ヶ月に1回くらいのペースで変えてあげると、髪に負担がかからなくなり、分け目ハゲや薄毛の予防になります。
メリット3:つむじの割れを隠せる
そして3つ目のメリットは「つむじの割れを隠せる」ということです。
巷では、
- 「つむじハゲ」
- 「てっぺんハゲ」
とも言われたりします。
自分では意識しなければ見えない部分になってくるので、逆に見つけた時には気になって仕方なくなってしまいます。
そんなつむじハゲを隠したいという方にも分け目を変えることで解消されます。
下でつむじの分け目の変え方もご紹介するので、ぜひ読み進めて下さいね。
メリット4:白髪が目立ちにくくなる
そしてメリット4つ目は「白髪が目立ちにくくなる」ということです。
鏡を見ていて、ふと見える白っぽい毛。
「光の反射かな?」と思ってその毛を手に取りじっくり見てみると、実は白髪だった!
という経験をした方いませんか?
歳をとると、メラニン色素の故障で白髪ができてしまうのは仕方がないことなんですが、どんどん増えていく白髪にはがっかりします。
白髪が多くなり、いつも通りスタイルングしても「なんだか決まらないなあ」と思うことは多いです。
そんな白髪に悩んでいるときにも、分け目が絶大な効果を発揮します。
完全に白髪を見えなくするということは無理ですが、分け目を変えることによって、伸びてきていた白髪が立ち上がった白髪に隠れて目立ちにくくなります。
いつもバッチリ見えていた白髪が少し目立たなくなるだけでも、スタイリングした後の仕上がりはぐっとよくなりますね。
メリット5:ヘアスタイルが綺麗に見える
そしてメリット5つ目は「ヘアスタイルが綺麗に見える」ということです。
ヘアスタイルには綺麗に見えるための黄金比というものが存在します。
その綺麗に見える黄金比が「ひし形シルエット」です。
ひし形シルエットというのは正面から見た時に、トップ、サイド、あごの下でシルエットをひし形に近い形にすること。
ひし形シルエットによる小顔効果が絶大で、分け目を変えることによってトップにボリュームが出やすくなり、ひし形シルエットを作り出しやすくなるのです。
ショートやボブの方は特にこの黄金比のひし形シルエットを出しやすいので、チャレンジしてみる価値があります。
私も小顔に見せるためにショートにしようか迷います(笑)
メリット6:イメチェンになる
最後のメリットは「イメチェンになる」ということです。
分け目を変えるだけでもだいぶ印象が変わりますよね?
イメチェンしたいなあと思っても、ロングの髪の毛をいきなりショートやボブにするのはちょっと勇気がいります。
私もショートにしようか悩んで美容師さんと相談したりしますが、結局勇気が出なくて切らずに終わってしまうということが多々あります。
そんな方でも手軽に簡単にできるのが、分け目を変えるというイメチェンです。
分け目を変えるだけで全く真逆な自分が楽しめて、しかも簡単でお金もかからないので、一石二鳥以上の得です。
分け目を変えて印象を変えるだけで、いつもと違うファッションを楽しめたり、新しい自分が発見できますね。
それでは次にデメリットをピックアップして解説させて頂きます。
デメリット1:鏡で見た自分に慣れるまで時間がかかる
まずデメリットの1つ目としては「鏡で見た自分に慣れるまで時間がかかる」ということ。
こちらは誰でも一度は体験したことのある現象かと思いますが、「イメチェンしたけど鏡で見た自分に見慣れないな〜」という経験ありますよね?
恐らく誰しもが最初に経験するのは、学生時代などに「初めて髪の毛を染めた時」ではないでしょうか。
あれほど鏡に映った自分に慣れるまで時間がかかることはないですよね。黒髪が当たり前だったのに、高校を卒業して初めて茶髪で迎えた朝の違和感。
なんだか今でも鮮明に思い出せる気がします(笑)
ここまでの時間がかかるわけではないですが、分け目を変えることで雰囲気が変わるので、やっぱり鏡に映った自分の姿に慣れるまでは少し時間がかかります。
しかし、学生時代のイメチェンに比べたらすぐ慣れてきてしまうのでそこまで問題ではないでしょう。
デメリット2:スタイリングに慣れるまで時間がかかる
そしてデメリット2つ目は「新しいヘアスタイルのスタイリングに慣れず時間がかかる」ということです。
いつものヘアスタイルなら、自分も慣れていて髪の毛にもその癖がついているので、早い人ならパパッと5分とかで終わる人もいます。
ですが新しいヘアスタイルだとどうしても慣れるまで時間がかかり、新しい分け目でのスタイリング自体に時間がかかってしまうこともしばしば。
特に分け目などは癖がつきやすいので、どうしてもうまくいかなかったり時間がかかってしまいがちです。
その点が分け目を変えるデメリットでと言えるでしょう。
髪の毛の分け目を変える方法は?
髪の毛の分け目を変えるメリット、デメリットについてお話ししましたが、「じゃあどうやって分け目を変えたらいいの?」という疑問が出てきます。
そこでまずは、基本的な分け目の変え方についてご紹介したいと思います。
ドライヤーを使った分け目を変える方法
まずは ドライヤーを使った分け目の変え方です。
ドライヤーを使った分け目の変え方は、このような2ステップを踏んで作っていきます。
- したい分け目を決める
- 分け目を作った側から乾かす
髪の毛を洗った後にドライヤーを使った分け目の作り方です!
髪の毛を洗って乾かす際に、したい分け目を決めます。
私ならいつも左側で分け目を作っているので、右側に分け目を作ると決めます。
そして右側に分けると決めたら、右側から温風で乾かしていき、普段の分け目を消していくように乾かしていきます。
そしてこの後にドライヤーの冷風で固めてあげると癖がつきやすくなるのでGOODです。
ピンなどで止めてあげてもいいですが、ピンをつけたまま寝てしまうとピンの跡がついてしまう可能性があるのでオススメはできません。
しかし今は、このような「前髪に跡がつかないクリップ」も売っているのでこちらを使うとストレスなく前髪をとめられます。
起きているときにこのようなクリップなどで髪の毛を止めておくといいでしょう。
自然乾燥で分け目を変える方法
続いては 自然乾燥とドライヤーを使った分け目の変え方です。
こちらの変え方はこのような5ステップを踏んで分け目を作っていきます。
- したい分け目を決める
- アウトバスオイルなどをつける
- したい分け目をつける
- 5〜10分ほどそのまま自然乾燥させる
- 分け目が乾いてきたらドライヤーで乾かす
普段髪の毛を乾かさず、濡れたまま寝てしまったりすると髪の毛に癖がついたり、寝癖がついてクシャッととなってしまうことがありますよね。
その原理を利用した癖の付け方です。
髪の毛は半乾きから乾燥する瞬間が一番癖がつきやすいので、あえて自然乾燥することで癖がつきやすく、分け目も分けやすくなります。
そして、ある程度「癖がついてきたな」と思ったらドライヤーでしっかり乾かすことを忘れずに。
髪の毛の分け目を変える方法:つむじ編
さて最後に、分け目を変える方法のつむじ編と前髪編をお伝えしていきたいと思います。
まずは気になる つむじから解説していきますが、つむじの分け目の変え方は、髪の毛をとかす時に1つポイントがあります。
それは「トップの少し顔側から髪の毛を後ろに持ってくるようにとかす」ということです。
いつもなら分かれて見えてしまっている部分をトップの髪の毛でガバッと隠してしまうような形ですね。
そして先ほど伝えた自然乾燥のやり方で、分け目をつけていくのがいいでしょう。
髪の毛の分け目を変える方法:前髪編
続いて 前髪編です。
まず「前髪の分け目を変えたい!」と思ったら美容師に相談するのが確実です。
なぜなら、前髪の分け目を変えることによってカットの方法も変わってくるからです。
そして美容師さん側から、その分け目にあった技法を教えてもらえる可能性もあります。
また、分け目を変える方法はカットだけでなく、パーマをかけて分け目を変えやすくする方法もあるので、美容師さんに一度相談してみましょう。
そしてカットなどをしてもらっても、すぐにその分け目に定着してくれるかというとそうでもない場合が多いです。
前髪は他の髪の毛より短く、分け目がつきづらいため先ほどお伝えした自然乾燥のやり方で癖をつけてあげましょう。
そしてプラスでできる人はカーラーが今100均などに売っているので、カーラーなどで毛先にカールをつけてあげることで、よりキープ力が増します。
まとめ
さて、今回は髪の毛の分け目を変える方法についてお伝えしました。
今回のポイントとしては、
- 分け目を変えるとトップにボリュームが出て若々しく見える
- 綺麗なひし形シルエットの効果でヘアスタイルが綺麗に見えて小顔効果も抜群
- 分け目を定期的に変えることで薄毛を予防
- 自然乾燥を使った分け目の変え方がオススメ
ということですね。
ドライヤーを使った分け目の作り方は知っている方も多かったと思いますが、自然乾燥とドライヤーを使った方法で、さらに癖がつきやすくなるという方法は初めて知った方も多いのではないでしょうか。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。

秋田 健太

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