
ヘアアイロンで髪を傷ませないためにオイルトリートメントを使いました



やはりヘアアイロンを使っていると少なからず髪へのダメージを気にしてしまうのが自然なことです。
そんな中、僕はヘアアイロンからのダメージから、髪を守るためにオイルトリートメントを使いました。
オイルトリートメントとは、「洗い流さないトリートメント」のことですね。
洗い流さないトリートメントを使うことで、髪に保護膜ができるので、ダメージを防ぐことができます。
髪は熱やアイロンで挟んでまっすぐにする時の、摩擦によってダメージを受けるのですが、その際に髪を守ってくれるのがキューティクルと言われる、髪の表面を覆っている「うろこ状」のものです。
キューティクルは、髪を外部からの刺激や内部の水分蒸発を守る役目があります。
しかし、キューティクルは、髪を守る役目がありますが、髪に熱や摩擦を繰り返し与えることにより、ダメージを受けて剥がれてしまうんですね。
そして、キューティクルが剥がれることで、あなたの髪は保護してくれるものはなくなります。
だから、ヘアアイロンを使えば使うほど、ドンドン傷んでいくというわけです。
なので、ヘアアイロンをする前に、キューティクルの上にさらに保護膜をオイルトリートメント(洗い流さないトリートメント)で、作ってあげてキューティクルを外部の刺激から守ることが大事になります。
ヘアアイロン前のオイルトリートメントの使い方


僕が美容師をしている時はよく、
「ヘアアイロンを使うならオイルトリートメントを使ってくださいね。」
とお客様に伝えていましたが、一番多かったのが、
「どのタイミングでつければいいのかわからない。」
ということでした。その次に多いのが、
「オイルトリートメントは、使うとベタついて好きじゃない。」
ということです。
この2つの悩みを今回は解決していきましょう。
ヘアアイロン前のオイルトリートメントをつけるタイミングとベタつきの解消法

ヘアアイロン前のオイルトリートメントをつけるタイミングとベタつきの解消法について教えてください!

まず、ヘアアイロン前のオイルトリートメントは、髪を乾かす前につけるようにしましょう。
というのも、髪を乾かした後に、オイルトリートメントをつけても、オイルトリートメントの伸びが悪くて、まんべんなく付けることができません。
つまり、ムラになって髪に、オイルトリートメントが付くということですね。
なので、熱が直接キューティクルに、伝わってしまったり、摩擦がオイルトリートメントが、付いていないところにダメージを与えてしまったりします。
だからこそ、オイルトリートメントは髪を乾かす前につけるべきなのです。
実は、このムラになって付くというところが、オイルトリートメントのベタつきの原因にもなっています。
オイルトリートメントが、ムラになって付くということは、髪に付着したオイルトリートメントが、少なくてダメージを受けやすい部分もあります。
その反面、多く付きすぎている部分もあるということです。
これがオイルトリートメントを付けた際のベタつきの原因になります。

オイルトリートメントを付けた際に、ムラになってしまうから結果的にそれがベタつきの原因にもなるのですね。

なので、髪を乾かす前にオイルトリートメントを付けることで、ムラなく付けることができ、その結果、ベタつきの原因を防ぐことができます。
もちろん、オイルトリートメンの量が、多すぎると、ムラなくつけてもベタつくので注意が必要です。
髪の量や長さ、傷み具合によって、オイルトリートメントを付ける量が、変わってきますので、日々調整しながら、付けるようにしてくださいね。
また、髪のベタつきにはもう1つ原因があります。
これは、僕が働いていた時に、どうしてもベタついてしまうというお客様がいたので、目の前でオイルトリートメントをいるものようにつけてもらったんですよね。
その時に、
「あ〜、こういうベタつき方もあるんだ〜。」
と、なかなか美容師になると、盲点だったつけ方をしていたので、意外とやってしまっている方も多いかもしれません。
それが、手のひらで、頭を撫でるように塗りたくることです。
そうすることで、その手のひらで最初に塗りたくられたところに、大量のオイルトリートメントが付着します。
その結果、手のひらでオイルトリートメントを塗ったところだけベタつきがある状態になってしまいます。
部分的にオイリーに見えて、頭を洗っていない人に見えるので気をつけてください。
オイルトリートメントを付ける時は、ベタベタと塗るのではなく、髪全体に指を通すだけで大丈夫です。
ある程度、指通りが良くなるまで指を通してください。これで十分に、オイルトリートメントが全体に広がります。
まとめ


それでは改めてではありますが、今回はヘアアイロンでのダメージを抑えるためにオイルトリートメントの使用をオススメしました。
また、良く迷いがちになってしまう、オイルトリートメントをつける正しい順番も解説させていただきました。
【オイルトリートメント→ドライ→ヘアアイロン】
の順番で行ってください。これで、ダメージ軽減とベタつき解消ができます。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

秋田 健太

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ヘアアイロンを使っていると、”髪の傷みが酷い”という経験はありませんか?
しかし、アイロンをしないと、髪の広がりが収まらなかったり、くせが酷くて、アイロンしない選択肢はないという方もいるでしょう。
僕も今はパーマをかけているので、ヘアアイロンは使いませんが、以前までは、ヘアアイロンをよく使っていました。
その際に僕が行っていた、ヘアアイロンの注意点などについて、今回は解説をさせていただきますね。