美容室のカラーと市販カラーの違いとは?メリット・デメリットについて!

美容室のカラーと市販カラーの違いとは?メリット・デメリットについて!

今回は「美容室のカラーと市販のカラーの違い」「それぞれのメリット、デメリット」について紹介していきます!

ほとんどの女性は、カラーをしていますよね。

カラーをするときは、市販のカラー剤を買うか、美容室でカラーをお願いするかどちらかだと思われます。

ネットでカラーについて調べてみると、

「市販のカラー剤と美容室のカラー剤に違いはない」

「市販のカラー剤を使うと危ないから、カラーは美容室でやるべき」

など書いてあることがバラバラなので、困惑する方も多いはずです。

そして実際に市販のカラーと美容室のカラーが同じなら、手軽な市販のカラーを使いたいと思うのが自然な発想ですね。

でも、手軽な市販カラーを使うとなると、

  • 市販のカラー剤は、髪にダメージあるの?
  • 髪の為には、美容室のほうがいいのか?

など、やはり頭の中にいくつか疑問が出てきてしまいます。

そこで今回は、市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違い」について徹底的に細かく解説していきます。

市販のカラー剤と美容室のカラーの違い

まず、初めに結論から言ってしまうと市販のカラーと美容室のカラー別のものです。

髪を染めること自体はどちらも基本的に同じですが、 染めた後の髪に違いが出てくるのです

では、具体的にどのような違いがあるのでしょう。

  • 成分の違い
  • 髪へのダメージ
  • 塗り分け

こちらの3つの違いについて解説していきます。

成分の違い

美容師免許を持っているかどうかで、使える薬剤の種類が変わってきます。

市販のカラーは、簡単に使うことができるように、はじめから決まった成分の薬剤しか使うことができないのですが、美容室のカラーは美容師さんが髪質などに合わせてカラー剤を調合します。

そのため美容室のカラーの方が、より自分の髪質に合うような成分を含んでいるのです。

髪へのダメージ

また、市販カラーと美容室のカラーでは髪へのダメージも異なってきます。

美容室のカラー剤は、「ダメージを与える成分を髪から空気中に逃がす」揮発性(きはつせい)が高いのですが、市販のカラー剤は揮発性が低いので、ダメージ成分が髪の中に残ったままになってしまうのです。

シャンプーや時間の経過によって、成分は徐々になくなりますが、髪に長く成分が入っていると、その分髪はダメージを受けてしまいます。

なので、美容室のカラー剤の方が市販カラーと比べて、髪へのダメージを抑えることができるのです。

塗り分け

髪を希望のカラーにしようと思うと何色かのカラー剤を、髪の伸びてきた黒い部分や色が抜けて明るくなっている部分によって塗り分けをする必要があります。

美容室でのカラーは、希望の色や髪質などに合わせて、カラー剤の調合や塗り方を変えています。

しかし、市販のカラーは一色しかないので、髪にムラができてしまうの可能性が高まるのです。

では、美粧室のカラーと市販カラーそれぞれの違いをわかりやすくするために表を作成しましたので以下をご覧ください。

成分の違い 髪へのダメージ 塗分け
美容室 髪質などに合わせて美容師さんが調合 ダメージ成分を茎中に逃がす揮発性が高い 美容師さんが薬剤を使い分ける
市販 あらかじめ決まった薬剤しか使えない 揮発性が低くダメージが髪の中に残る 一色しかなくムラになりやすい

 

上の表を見ることで、美容室のカラーと市販カラーを一目で比較することができます。

さて、市販のカラー剤と美容室でのカラーの違いを3つご紹介しましたがここからは、

「美容室のカラーのメリット、デメリット」

「市販のカラーのメリット、デメリット」

について順番にご紹介していきます。

美容室でカラーをする4つのメリット

美容室でのカラーのメリットは以下の4つです。

  • ダメージが少ない
  • 成分の調節
  • ムラなく染まる
  • 希望の色に染まりやすい

では、それぞれを詳しく紹介していきます。

ダメージが少ない

美容室のカラー剤そのものは、ダメージを与えることになります。

しかし、 美容室のカラーには、トリートメント成分が入っているものが多いので、その分痛んだ髪を補修してくれるのです。

美容室でカラーをした後に、髪が綺麗になったり指通りが良くなるのは、このトリートメント成分のおかげだったんですね。

成分の調節

カラー剤の2液には、オキシという過酸化水素水の成分が使われています。

過酸化水素水の濃度が高いほど、キューティクルを開く力が強く、カラー剤を髪の芯まで浸透させる効果があります。

福田 りょうた
キューティクルとは、毛髪の一番外側を覆っている部分のことを指します。

しかし、 キューティクルを開く力が強いと髪を傷めやすくなってしまうので、美容室でのカラーは、美容師さんがこの濃度を3%~6%で、希望の髪色やその人の髪質によって使い分けるようにしています。

例えば、髪の毛を明るくしたいときは6%にしたり、暗くする場合は3%などと使い分けているのです。

極度に髪を痛めることがないので、髪質のダメージも抑えられます。

ムラなく染まる

カラー剤は、温度が高いほうが染まり易いです。

なので、体温によって染まりやすい部分と染まりにくい部分が生まれます

美容室でのカラーは、体温の影響も考えて、塗り分けをしてくれるのでムラなく染めることができます。

また、襟足や後頭部の髪は他の部分に比べて染まりにくく、顔回りの髪は染まり易いという特徴があります。

美容師さんは、 体温や染まりやすい部分などを計算して、カラー剤の塗る順番を考えてくれているので綺麗に染めることができるのです。

希望の色に染まりやすい

美容室のカラーは、髪質や髪色、その人の髪のダメージによって美容師さんが自分にぴったりのカラー剤になるように調合してくれるので、希望の色に染まりやすいです。

誰しも憧れの髪色がありますので、美容室でカラーをすることで自分の理想のヘアスタイルに近づけることが可能です。

希望する色やなりたい雰囲気を相談できるので、より思い通りの色に近づけることもできますね!

美容室のカラーのデメリット

髪にとっては、美容室のカラーはいいことづくめですが、デメリットとしてよくあげられるのがこの2点です。

  • 価格
  • 時間がかかる

それでは、詳しくみていきます!

価格

シャンプーやブローもしてくれるので、こちらは人によってそこまで負担に感じない方もいますが、市販のカラーに比べて「美容室でのカラーは高い」と思っている方もいるのではないでしょうか?

確かに美容室でカラーをすると美容師さんが色を調合してくれて、あなたの髪に合うカラー剤を選んでくれます

そのため市販のカラーに比べると値段は上がってしまいますが、 髪の為には美容室でカラーをするほうがいいですね

時間がかかる

美容室でカラーをしようと思うと、担当美容師さんの空き時間に合わせてお店まで行く必要があります。

また、美容室にいる時間もカラーだけでも2、3時間かかったりしちゃいますよね。

忙しい方は、毎回美容室の時間を確保するのが難しいので、このあたりが、デメリットになるのではないでしょうか。

しかし特にヘアスタイルに関しては、その人の印象を一目で決めてしまう部分でもあり、常に清潔に保っていることで相手へ好印象を抱かせることができます。

「安い・時間がかかる」からといって、市販カラーでムラができた色に染め上がるよりも、美容室で自分に合ったカラーに染めるのが印象を良くするポイントでもありますね。

市販のカラー剤の3つのメリット

それでは、次に市販のカラー剤でホームカラーするメリットをご紹介します。

  • 好きな時間にできる
  • 手軽にできる
  • 価格が安い

この3つが市販カラーのメリットになりますので、それぞれ解説していきますね。

好きな時間にできる

市販カラーのメリットは何よりも自分が空いている時間にいつでもカラーをできることが挙げられます。

毎日忙しい人にとっては、好きな時間に髪色を変えられるのは本当に便利ですね。

手軽にできる

市販カラー剤の大きなメリットとしては「手軽にできる」というのもありますね。

最近では、泡立つカラー剤などがあって薬剤を混ぜるだけで染めることができるので、友達にお願いしたり、自分でも手軽にカラーを楽しむことができます。

価格が安い

美容室のカラーに比べると、市販カラー剤は価格がとても安いです。

数百円で購入できる物もたくさんあるので、お財布にはとても優しいです。

市販のカラーのデメリット

続いて市販のカラー剤のデメリットについてご紹介します。

  • ムラになりやすい
  • 髪のダメージが大きい
  • 希望の色に染まりにくい

では、上記3つを詳しくみていきましょう。

ムラになりやすい

髪が伸びてきて「根元だけなんとかしたい」 と思っても市販のカラー剤で染めたい部分だけを染めるのは難しいです。

また、市販のカラー剤は塗り分けを想定して作られていません。

そのため、 髪の明るい部分と暗い部分に同じ色のカラー剤を使うことになるので、色ムラの原因にもなってしまいます。

また、プロの美容師さんに比べて塗布に時間もかかってしまうので、その分ダメージやムラになりやすくなります。

髪のダメージ大きい

染まりにくい髪質の人でも染まるように作られているので、人によっては、薬剤の負担が大きくなってしまいます。

先ほども説明しましたが、オキシという過酸化水素水の濃度が濃いほどダメージにつながってしまうのですが、市販のカラー剤の濃度は6%で統一 されています。

ホームカラーでは、1つのカラー剤で全体に塗っていくので、 6%で塗る必要のない髪までカラー剤をつけて髪を傷めてしまう原因になります。

また、冒頭でも説明したように美容室で使われているカラー剤には、アンモニアがアルカリ剤として使用されているので揮発性が高いのに比べ、市販のカラー剤は揮発性の低いモノエタノールアミンという成分をアルカリ剤として、使っているものが多くアルカリ剤が髪に残ってしまいます。

アルカリ剤は、髪のたんぱく質を分解、破壊してしまうので、髪が痛んでしましまう原因になっているのです。

美容室では、このダメージに対するアフターケアをしっかりと行ってくれますが、自宅でのケアには限界があるので、髪が正常な状態に戻るまでダメージがかかり続けている状態になります。

希望の色に染まりにくい

市販のカラー剤を使ったことがある方は、付属している色見本を見て決めたのに「思っていた色にならなかった」 という経験はありませんか?

それは、 市販のカラー剤では、自分の髪質や今の髪色に合わせてカラー剤を選ぶことができないからです。

同じ髪色にしようと思っても黒髪の人と茶髪の人とでは、選ぶべき色が異なってきます

市販のカラー剤は、ブリーチ成分が強くなっているので、明るい髪色から暗い髪色に染める場合は、特に思っていた色より明るく仕上がってしまうことも少なくありません。

また、市販のカラー剤は色ムラになりにくいカラーバリエーションになっているので、希望のカラーがそもそもバリエーションに含まれていないということもあるのですね。

まとめ

市販のカラー剤は、時間がないときや出費を抑えたいときには非常に便利です。

美容室でのカラーは、費用や時間がかかる代わりにダメージが少なく仕上がりも綺麗になります。

髪のためを思うのであれば、やはり美容室でカラーをすることで綺麗なヘアスタイルに仕上がりますし、髪へのダメージも軽減することができます。

髪は「一生もの」ですので、大切にしていきたいですね。

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秋田 健太

秋田 健太

神奈川のたまプラーザにある美容室で働いている現役美容師の秋田健太です。美容Laboでは、正しい美容の知識や髪についての情報を発信するため、美容に関する全ての記事を監修しています。

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