髪は自然乾燥でも綺麗になるのか?禿げるのは本当?

髪を乾かすときは、ドライヤーを使うか自然乾燥させるかのどちらかですよね。

自然乾燥させる人は「なんとなくドライヤーは髪が痛みそう」と思ってそのまま自然乾燥している方も多いようです。

確かに自然乾燥は髪に悪い影響がなさそうな感じがあります。

ですが、本当に悪い影響はないのでしょうか?

そこで今回は、「自然乾燥は本当に髪にとっていいのか」ということを解説していきます!

髪は自然乾燥でも綺麗になるのか?

自然乾燥させた場合、髪は綺麗になりません。

なぜなら、頭皮や髪に以下のような悪影響を及ぼすからです。

もっと具体的に言いますと、

  • カビが生える
  • 髪がうねる
  • パサつきがでる
  • 寝癖がつきやすい

などという要素がありますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

カビが生える

髪が自然に乾くのを待つ間、頭皮はずっと湿っています。

湿った状態が長く続くと、頭皮にカビが生える可能性があるんです。

例えば、お風呂場など湿気が多いところをイメージすると分かりやすいと思います。

湿気が多い場所は、カビが生えやすいですよね?

実は、人間の体にもカビの一種である常在菌(病原性がない細菌)が存在しています。

常在菌は誰の皮膚にも存在していて、普段は無害ですが、常在菌は湿気があると皮脂を餌にして増殖してしまいます。

その結果、頭皮に炎症を起こしてしまうのですね。

髪がうねる

自然乾燥で乾かすと、髪の中の水分量が減ってうねりが出やすくなります。

髪のうねりは、髪の水分量が均一でないことが原因なのです。

例えば、ストローの紙の袋に部分的に水滴を落とすと、袋がくしゅっとなりますよね。

それと同じことが髪に起きているのです。

なので、うねりを出ないようにする(直毛にする)には、髪の内部の水分量を均一にしなければなりません。(髪には癖のあるので例外もあります)

ちなみに、綺麗な髪は水分量が11~13%ほどと言われています。

パサつきが出る

髪が乾くまで時間がかかると、髪がパサついてします。

なぜなら、髪の内側から水分が飛んでしまうからです。

髪は濡れた状態のときにキューティクルが開き、乾くと閉じる性質を持っています。

髪の内部に水分を残す(パサつきを抑える)ためには、キューティクルを早く閉じなければなりません。

しかし、自然乾燥は髪が乾くまで時間がかかります。

なので、キューティクルが閉じるまでの間に髪の内側から水分が飛んでしまい、パサついてしまうのです。

寝癖がつきやすい

髪が生乾きの状態で寝ると、寝癖がつきやすくなります。

なぜなら、髪は乾く時に形を覚える性質があるからです。

寝ているときは髪がいろいろ動き、変な状態で押さえつけられることになります。

その状態のまま乾き始め、結果的に寝癖がつくというわけです。

髪は自然乾燥だと禿げるのか?

自然乾燥はしっかり乾かないので、雑菌が繁殖して脂漏性皮膚炎を起こしやすいです。

それが原因となり、最終的に禿げてしまう可能性があります。

また、髪が濡れたままでいると、頭皮が冷えて血行が悪くなります。

血行が悪いことも、脱毛や薄毛の原因になるのです。

なので、頭皮に炎症を起こしたり血行を悪くしないためにも、自然乾燥よりドライヤーで乾かした方が良いということになります。

髪を自然乾燥させるとフケが出るのか?

自然乾燥は、フケが出る原因の一つです。

フケは、頭皮の常在菌と深い関係があります。

頭皮の常在菌は湿気によって繁殖し、脂漏性皮膚炎を引き起こす可能性があるのです。

脂漏性皮膚炎になると、頭皮からフケがポロポロ出るだけでなく、かゆみや匂いの原因にもなります。

なので、フケを出さないためには、髪をしっかり乾かさないといけません。

髪を自然乾燥させると出てくる影響

自然乾燥で出てくる影響として、カラーの色落ちがあります。

カラーの色落ちは、キューティクルが開いていることが原因です。

キューティクルは髪が濡れている時に開き、乾くと閉じるのですが、自然乾燥で髪が濡れたままの状態が長く続くと、キューティクルが開きっぱなしで染料が抜けてしまうのです。

なので、カラーの色落ちを防ぐためには、キューティクルを早く閉じることがポイントとなります。

髪を自然乾燥で乾かす正しいやり方

自然乾燥は髪や頭皮に様々な悪影響があるので、基本的にはドライヤーで乾かした方が良いです。

ただ、パーマスタイルの時は、パーマのもちをよくするために自然乾燥させた方がいい場合もあります。

※デジタルパーマとエアウェーブは乾いた時に出るパーマなので、しっかり乾かした方が良いです。

そこで気になるのが、正しい自然乾燥のやり方ですよね。

自然乾燥させる時、押さえておきたいポイントは3つあります。

  • アウトバストリートメントを使う
  • 頭皮をしっかりと乾かす
  • タオルを巻かない

それでは、一つずつチェックしていきましょう!

アウトバストリートメントを使う

自然乾燥での髪のダメージを防ぐために、洗い流さないトリートメントやオイルなどのアウトバストリートメントをつけていきます。

その時、こすりつけてしまうとダメージを与えてしまうので、優しくなじませてあげましょう。

頭皮をしっかり乾かす

頭皮が湿っていると、雑菌が繁殖してカビが生える可能性があります。

なので、タオルドライでしっかりと頭皮を乾かしておきましょう。

頭皮がしっかりと乾き、毛先が7割まで乾いたら形を整えてそのまま自然乾燥かムースをつけます。

ムースを使う場合は、水っぽくない、やや弾力があるムースを使うと頭皮が湿らなくて良いです。

タオルを巻かない

タオルを巻くと髪の毛流れが崩れ、前髪が割れたり変なうねりがついたりします。

なので、自然乾燥のときは、頭にタオルを巻かないようにしましょう。

まとめ

自然乾燥は頭皮や髪に悪影響が出やすいため、ドライヤーでしっかり乾かした方が良さそうですね。

パーマスタイルの方は、正しいやり方で自然乾燥させれば、頭皮や髪への影響を抑えることができます。

綺麗な髪を保てるように、髪を乾かすときはしっかり乾かしましょう。

The following two tabs change content below.
秋田 健太

秋田 健太

神奈川のたまプラーザにある美容室で働いている現役美容師の秋田健太です。美容Laboでは、正しい美容の知識や髪についての情報を発信するため、美容に関する全ての記事を監修しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です