

特に体質を同じで髪も年齢ごとに変化しますので、10代〜20代の髪質と30代〜40代の髪質は異なってくる場合が多いです。
ちなみに僕たちの髪の毛は、
- 乾燥
- 花粉
- 紫外線
などから常にダメージにさらされています。
ヘアケアを怠ってしまうと当然、髪が傷んできてしまうので髪がパサつくようになってしまうのです。
しかし、ゆきさんも悩んでいるように髪がパサパサするのは避けたいし、パサついてしまうと髪がまとまらないので気分が乗りませんよね?
そこで今日は30代〜40代の方に向けて、普段の生活で傷んでしまった”パサパサ髪”を自然な”サラサラ・ツヤツヤヘアー”にしていくコツについて解説していきたいと思います!
髪の毛が傷む原因は?


- カラーやパーマ等に使用する薬品
- 紫外線
- ドライヤーやヘヤアイロンの熱
などの3つが挙げられます。どれもパッと見で髪の毛にダメージを負ってしまうのが想像できますね。
それでは実際に、上に挙げた3つの原因について解説していきますね。
カラーやパーマ等に使用する薬品


まずここで注目してもらいたいのが、使用している薬品にアルカリ性が含まれていることです。
アルカリ性自体が全面的に悪いわけではないのですが、アルカリ性の薬品を使うことで髪の毛表面のキューティクルが剥がれやすくなってしまうのです。
一度、カラーやパーマをしただけなら目に見えるようなダメージはありませんが、短期間に何度も行うことによってダメージが深刻化してしまうわけですね。
紫外線


紫外線から髪の毛の乾燥を防ぐためにヘアオイルを使っている方も多いと思います。
しかしヘアオイルを髪につけていると、髪が日焼けしてしまうのです。
体をサンオイルで塗って日焼けするのを好む方もいますが、焼きすぎると体に良くないですよね?
これと同じで、ヘアオイルを塗った髪を紫外線に晒されたままでいると、髪に大きなダメージを受けてしまうのです。
なので、ヘアオイルをつける場合は特に注意する必要があります。
ドライヤーやヘアアイロン


髪の毛自体、普通に乾かしているだけではそれほど大きなダメージを受けることはありません。
なので、ドライヤーで髪の毛を乾かすことが悪いわけではないのです。

それでは、一体何が問題なのでしょうか?

実際に何が問題なのかわからないとドライヤーの使い方を誤ってしまい、髪に余計なダメージを加えてしまう恐れもありますからね。
結論を言いますと、ドライヤーによる”熱の与えすぎ”に注意すべきなんです。
ドライヤーの熱を与えすぎてしまうと髪の中にある水分や油分が溶けてしまいます。
すると髪が変色したり、手触りが悪くなったりしてしまうのです。
ヘアアイロンをする場合も、髪の毛に熱を直接あてている状態になりますから、やはり髪の痛みに直結してしまいます。

ドライヤーを髪の毛に当てすぎないのが、髪を守るために必要ですね。
髪は一度傷んだら元通りにはならない


それと、気をつけて頂きたいのが一度傷んでしまった髪の毛を完全に元通りに治すことは、残念ながらできないということです。

それじゃあ夏場なんて特に外出なんて気軽にできませんよ・・・

例えば、カラーを繰り返したことで髪の毛が傷んでしまった場合であれば、シリコンの入っているシャンプーを使うことをオススメします。
シリコン入りのシャンプーにはたんぱく質や水分を補給する効果がある為です。

実は、特に傷みの強い髪にはアミノ酸が豊富に含まれているものやシリコンで疑似的なキューティクルを作るような作用のあるシャンプーでケアしてあげる方が良いんです。
シリコンが悪いと思われている要因として頭皮に蓄積したシリコンの酸化が挙げられています。
確かに安価な市販のシャンプーの場合、シリコンそのものの分子が大きく髪に蓄積しやすいものもあります。
安価な市販シャンプーの場合は逆に髪の毛に悪影響を与える心配もあるので、サロンで売られているような分子の小さいシリコンを使ったものの方がより効果を実感しやすいのです。
【30代〜40代】パサつく髪をサラサラ・ツヤツヤにする方法


日頃のお手入れで気をつけると良いポイントをまとめましたのでご覧ください。
1.髪をお湯で洗う前にブラッシングをする


髪をお湯で洗う前にブラッシングすることで、髪の絡まりを解くと同時に頭皮のマッサージにもなります。
ブラッシングをする時は毛先から順に上へ行くように行ってください。このとき大切なのは強くブラッシングしすぎないことです。
2.シャンプー前に髪と頭皮を丁寧にすすぐ


大体の目安は、シャンプー後にすすぐのと同じくらいだと思ってください。
シャンプー前は髪や頭皮に少なからず汚れが付着しています。
予洗いすることで大部分の汚れが落ちてシャンプーの泡立ちも良くなります。
3.シャンプーは一度手のひらで泡立ててからのせる


モコモコした状態でシャンプーをするのが良いんですが、 その理由としてはシャンプーを泡立たせることで摩擦を軽減し、髪へのダメージを少なくできるからです。
髪同士で摩擦が起きると当然ダメージを受けますので、モコモコ泡にすることで美しい髪を維持できるようになるのです。
そのためシャンプーをする時は、一度予洗いが済んだら余分な水分を取りシャンプー剤を手のひらで泡立たせ、耳の後ろ・後頭部・頭頂部につけて洗いましょう。
このとき、頭皮には直接シャンプーを付けないようにしてください。
4.シャンプーの際は指の腹を使って丁寧に


髪の毛が傷む原因にもなるのでゴシゴシこするように洗うのはNGです。
あくまで、優しくマッサージするように洗いましょう。
5.念入りにすすぐ


シャンプーのぬるつきが取れても成分はまだ頭皮に残っているので丁寧にすすぐようにしてください。
理想は3~5分程度です。
1分など極端に短い時間で髪を洗うとシャンプーが逆効果になるので気をつけましょう。
6.トリートメントを頭皮につけない

トリートメントは頭皮につけないのが大事なんですか?

せっかく綺麗になった状態の頭皮に余計な油分を与えてしまうことになるので、トリートメントは頭皮につけないようにしましょう。
毛穴をふさぎ、頭皮に細菌が繁殖したり炎症の原因にもなってしまいます。
頭皮を洗う役目は「シャンプー」なので、トリートメントをシャンプー感覚で使用しないように意識していくといいですね。
7.トリートメントは髪に揉みこむように


トリートメントをなじませる際は、髪に成分を揉みこむイメージで行うと効果的です。
成分が浸透するだけでなく髪がまっすぐになってツヤが出るため、結果的にサラサラとした髪が手に入るようになります。
8.目の粗いコームでとかす

また、目の粗いコームでとかすことでさらに細かい部分にまでトリートメントが行き渡ります。
ちなみに、目の細かすぎるものだと髪にダメージを与えてしまうので避けた方が良いでしょう。
9.タオルドライ


重要なことは髪の毛の水分を吸収することなので、吸水力が高い大きめのタオルを使うことをオススメします。
タオルで拭く前に髪に付いている余分な水分をしっかり落としておくようにしましょう。
タオルでゴシゴシと髪の毛を拭くのではなく、頭皮から優しくポンポンとたたくイメージでおこなってください。
10.正しいドライヤーのかけ方


まず、ドライヤーは髪から最低でも20センチは離すようにしましょう。
髪の毛は熱にとても弱いので、髪を触って”熱い”と感じるようであればさらにドライヤーを離すようにしてください。
ドライヤーをかけるときは最初に髪の根元を中心にかけ、徐々に外側へ向かってかけていくようにすることがポイントです。
このとき、髪の中に指を通して髪を動かすようにしてあげてくださいね。
ドライヤーで髪が傷んでしまうのは乾かし過ぎによる「オーバードライ」が原因です。
ドライヤーでは8割程度乾かせばOKです。最後に冷風をあてて乾かしましょう。
こうすることで、髪と頭皮の栄養分が逃げずうるおいのある髪の毛になります。
11.ブローの仕方


ブローの仕方に関しては、根元から中ほどまでは地肌に対して垂直になるように少し引っ張りつつ乾かし、毛先だけは下の方に下ろしていきながら乾かすと良いですね。
ブローひとつ取ってみても髪に与える効果は変わってきますので、サラサラツヤツヤの髪を目指すためにも意識してみてください!
12.アイロン・コテ前にもトリートメントを


こちらは髪を傷めないために必要な措置になります!
トリートメントは、毛先を中心につけてから手に残ったものを全体に広げてあげるようにすると良いでしょう。
夏や冬など髪の毛のダメージが大きくなる季節は、アイロンやコテの後にセットをする際にもトリートメントを使うのがオススメですよ。
13.髪がサラサラになる裏ワザ!

本当ならぜひ知りたいです!!

- タオルを髪にかぶせてその上からドライヤーをあてて乾かすと、髪に対して直接熱が加わらないので髪が傷まず、タオルで水分を吸収するため早く乾いて一石二鳥です。ただし、タオルをかぶったまま乾かすことで前髪が割れたり変なクセがついてしまう場合もありますので、そこは注意が必要。
- シャンプーの前に炭酸水を頭皮にかけてマッサージ!「炭酸ヘッドスパ」は、炭酸ガスが頭皮の血行を良くし頭皮に詰まった汚れを取り除いてくれます。
- お風呂上りに髪の毛の根元だけ乾かし、洗い流さないトリートメントを濡れている毛先にムラにならないようにたっぷりつけしっかりと揉みこむ。その後、乾いたタオルで髪の毛を包んで寝る。翌朝、洗い流してからまた毛先に洗い流さないトリートメントを少量つけて乾かしてください。
髪の毛が濡れている時はカラーの色抜けが進みます。
せっかく綺麗な色に染めてもそれがすぐぬけてしまっては悲しいですよね。
そういった場合は、洗い流さないトリートメントの使用を控えるようにすると色の持ちが良くなるので、自分の髪の状態と相談しながら行うようにしましょう。
髪をサラサラにするためのトリートメントの選び方

ちなみに秋田さん。髪をサラサラヘアーにするためのトリートメントの選び方などはありますか?

トリートメント関しては保湿重視がいいので、コラーゲンが多く含まれている ”保湿メイン”のものを選ぶと良いですね。
髪をしっかりと保湿することで極端なダメージを与えなくて済みますので、保湿重視が望ましいと言えます。
また、シャンプー後の濡れた状態のままの髪をブラッシングすることも傷みをケアする方法の一つです。
傷んだ髪は健康的な髪の毛よりも早く乾きますので、髪の毛を乾かす前にブラッシングをすることで”乾きムラ”を防ぐことができます。
だから、ブラッシングで髪全体のキューティクルを整えることが乾きムラを減らすことに繋がるのです。


ただし、つけムラが出やすい…と思われる人の場合はオイルやクリームと併用するのも良いですね。
ブラシがスルスル通るようになるだけでなくドライヤーの熱からも髪の毛を守ることができます。
髪の毛を乾かす時のポイントとしては根元からしっかりと乾かすことです。こうすることで熱によるダメージを受けにくくなります。
また、髪の根元だけでなく地肌も乾かすことが大切です。
地肌がある程度乾いたら、根元から毛先に向かって乾かすようにするとキューティクルの乱れも整いますよ。
まとめ


この記事で紹介した方法で、もう傷んだ髪の毛とはさよならしましょう!
サラサラの髪の毛を手に入れて周りのみんなから羨ましがられちゃうこと間違いなしですよ?

秋田 健太

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最近、髪の毛がパサパサしているのが気になってしょうがないです!
髪の毛がサラサラの人を見るだけで凄く羨ましくなるのですが、パサパサの髪をサラサラにすることはできるんでしょうか?