
ふと自分の髪を眺めてみると、表面がちりちりになっていてビックリ!
前はそんな事なかったはずなのにな~と、心配になってしまいますよね。
ここでは髪への痛みの原因と、ちりちりの髪を綺麗に改善する為の対策についてしっかりご紹介していきたいと思います!
髪の表面がちりちりの状態とは
髪の表面がちりちりの状態とはダメージなどの影響で 髪の内部の栄養が抜けて髪の毛が枯れてしまっている状態の事です。
ダメージを受けてスカスカになった髪にはへこみが発生し折れ曲がってしまう事も…。
そのまま放っておくと、ハネたり切れ毛になったり毛先は枝毛が増えて遠くから見てもパサついた印象となります。
髪の表面がちりちりになる原因

髪の表面がちりちりになる原因は傷みによるものです
傷みの原因を4つにまとめました。
- カラーやパーマによる刺激
- 頭皮環境
- 紫外線
- 髪への摩擦
それでは詳しく解説していきますね!
カラーやパーマによる刺激
カラーやパーマによる刺激、これが髪へのダメージとなってちりちりになる一番の原因ですね。
使用する薬剤もアルカリ性のものがほとんどで、髪の毛は弱酸性なので薬剤を継続して使用していくとどんどん傷んでいきます。
更に髪の毛の表面にはキューティクルという鱗状で鎧の様な性質があり、普段はその鱗が閉じた様な状態で髪の内部を保護しています。
カラーやパーマの作業はそのキューティクルを開いて内部に働きかける事で色が入ったり形を変えたりするのが特徴です。
但し、キューティクルが開いた状態の髪の毛からは内部の水分や栄養がどんどん流れていってしまう リスクもあるので注意。
カラーやパーマを繰り返すことで髪が段々と栄養不足になり、もろい状態になってしまう事がちりちりの髪を招いてしまいます。
頭皮環境
頭皮は健康な髪を作るために必要な基盤の部分になります。
この頭皮環境が良くないと綺麗な髪の毛が生えてきません。
例えば、皮脂が足りなくて乾燥していたり、皮脂過多で頭皮がベタベタしている時など共に頭皮に負担が掛かりやすく、毛穴が詰まりやすい状態となってしまいます。
そうすると、髪の毛に栄養がいかなかったり、毛穴から生えてくる髪の毛の形が変わってしまって、結果的にちりちりの髪になってしまうのです。
紫外線
紫外線はよくお肌の大敵と言われている様に、髪にとってもダメージの影響があるのです。
髪の毛が紫外線を浴びると髪を構成しているアミノ酸が酸化されて別の物質へと変化してしまいます。
髪の内部がどんどん変質してしまうので、これが蓄積されて髪へのダメージに繋がってしまうのですね。
髪は濡れた状態になるとキューティクルが開いてしまう性質があるので、プールや海水浴で濡れて栄養が抜けやすい状態の髪の毛に紫外線があたると更にダメージUPとなってしまいますので注意が必要です。
髪への摩擦
髪の毛は刺激にとても敏感です。
なので、髪への摩擦もダメージの原因となってしまいます。
どの位敏感かというと、帽子や枕などのアイテムでも常に刺激を受けてしまう位なのです!
例えば、洗髪後のタオルドライをわしゃわしゃと豪快に行ってはいませんか?
これは髪が濡れてキューティクルが開いている状態の髪同士を擦り合わせている行為 になります。
そうするとキューティクルが剥がれて常に栄養が流れ出てしまう状態になったり、ダメージと共にツヤも失われてしまうのです。
寝ている間も枕による摩擦が生じるので、半乾きのまま寝てしまうのも厳禁ですよ!
髪の表面のちりちり対策

原因についてわかったところで、どうすればダメージを防いでチリチリの髪にならない様に出来るのかが気になりますよね?
これは単純に原因を全て防いでいけば良いだけなので簡単です!
ちりちりの髪にならない様に出来る対策はこの2つ。
- ヘアケアの改善
- 紫外線や熱を防ぐ
詳しくお伝えしますね!
ヘアケアの改善
傷むとわかっていても、カラーやパーマをやめる事はなかなか出来ませんよね。
そんな場合は使用しているシャンプーやトリートメントを改善してみましょう。
アミノ系の商品は髪の毛を構成しているタンパク質が含まれていて、髪にしっかりと栄養補給をしてくれるのでオススメです。
洗う時もゴシゴシと洗わずにしっかりと泡立ててから髪の毛や頭皮を優しく洗うのが傷まないコツです。
タオルドライも髪を根元からタオルで挟み優しく当てる様にポンポンと叩いて水気を取ります。
そして、濡れたままにはせずにしっかりとブローをしてキューティクルを閉じましょう。
髪は濡れたままの時間をなるべく少なくしてあげるのがベストです。
髪の摩擦を減らす為に、長めの方はナイトキャップを着用するか、三つ編みをして寝るのもとてもオススメですね!
紫外線や熱を防ぐ
顔や体への紫外線対策をしている人は多くても、髪のケアまでしている人は意外と少ない様です。
髪は顔の約3倍の紫外線量を浴びているそうです。
なので、紫外線防止スプレーやハットをかぶる、日傘をさすなど肌を保護する時と同じ手段で髪も一緒に守りましょう。
紫外線だけではなく、髪を乾かす際のドライヤーの熱にも注意して下さいね。
ドライヤーは髪の毛に近付けすぎず、10~15センチ程は離す様に意識しながら手ですくうように内側から風を当てていきましょう。
髪の毛はタンパク質で出来ているので、高温を長時間当て過ぎると卵が硬くなるように髪もタンパク変性を起こします。
髪にも同じ現象が起きると思うと良い状態でない事が簡単に想像できますね。
これもやはり痛みの原因になって元の状態に戻らなくなるので注意が必要です。
まとめ
髪の表面がちりちりになってしまう原因は髪へのダメージだという事と、そのダメージを防ぐことが綺麗な髪をキープする秘訣だという事がわかりましたね。
健康な髪を保つのには頭皮環境を良い状態にして髪にはしっかりと水分栄養の補給をしてあげる事、外部からの熱や摩擦などの刺激から守る事。
これらをしっかりと続けていけば、必ず今よりもっと健康な髪に変わっていきますよ。
早速トライしてみて下さいね!

秋田 健太

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